ゆるやかな曲線を描いた玄関ポーチの垂れ壁は、外観の雰囲気をやさしく、かわいく見せたり、クラシカルやエレガントなイメージを漂わせたりと、採用される施主様も多いかと思います。
とはいえ、曲がり具合について、曲線の半径によって決まる「〇〇R」という数値で表されるのですが、実際の見た目がどんな感じかはよくわかりません。
そこで「可視化」です!
大工さんが仮の壁を作り、3種類の曲線を引いてくれました。
①から順に曲がり具合が強くなっています。

以下、3枚は画像を①~③の線に沿って切り抜き加工したものです。
①違和感なく上品な仕上がり、さりげないアクセントになります。

②アールらしさが出て、かわいい・親しみやすい印象です。

③個性・存在感を出しつつ、クラシカルな雰囲気を演出できます。

選び方は「これが正解!」というものではなく、外観全体とのバランスや作りだしたいイメージ、好み、直観✨です。
図面ではわかりづらい、決められない、そんな時は現場打合せが一番です。
今回も、施主様・大工さんと一緒にあれやこれやお話しながら、最終決定いただきました😊
アールの垂れ壁は、パントリーやウォークインクローゼットなどの収納入口や、キッチンとダイニングなど空間を柔らかく区切りたいところ、ニッチなどと、いろんなところに使えます。
「アールの垂れ壁」
やわらかな、やさしい雰囲気を作りたいところにおすすめです!